町では寒天が売り切れてしまいしそうです
(2.20.NHKあさイチ)「寒天の観点」
ブームで終わらせるのではなく、健康によくて、美味しい料理を、自分の生活で役にたてるには、ちゃんとそのものを知って、作り方をマスターして楽しむことが大切ですよね。
寒天がメタボ対策に、ダイエットになぜいいのか、そして美味しく食べる紹介されてレシピまとめてみます。
寒天をすすめる理由
寒天もスーパーフードとしての注目度が高い食品なんですね。
寒天がスーパーフードと注目されるのは?豊富な食物繊維なんです!
寒天は食物繊維の塊で、テングサなどの紅藻類の粘液質の凍結乾燥したものですよね。それは人の消化液ではほとんど消化されないんですね。
寒天の食物繊維の保水力、つまり、水をたくさん含んだ状態でゆるく固まるため、糖の吸収を緩やかにし、コレステロール値を下げる効果があるからなんです。
だから、メタボ防止やダイエットに効果的なんですね。
トマト寒天がメタボ対策、ダイエットにもにいい
トマト寒天は、メタボ対策として医療の現場でも取り入れられているんですね。
血圧、糖尿病、高脂血症にも効果がありメタボの特効薬とも言われています。
トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用と組みあわせれば、最強のコンビというわけです。
実は、道端アンジェリカさんはこれで健康的に10キロのダイエットに成功したそうです。
美容的にも、寒天に含まれる食物繊維は、食品の中でもトップクラス!
美容には避けたいお通じの不調。それが良くなることで、肌も綺麗になる効果が期待されます。
腹持ちも良いのでダイエットには強い味方ですね。
ほんと!スーパーフード!
寒天の食べ方などについて
料理に使います
またダイエット目的などで、寒天だけを食べる場合は、食事の前にたべるのがおすすめ。
食べる量は180gぐらいがめやすです。
効果としてはすぐに現れてくるというものではないので、毎日続けることが大切です。
粉寒天は溶かしてから食べること、粉のママ食べると、腸の中の水分を吸収していまいます。
その結果、腹痛をおこしたり、便秘が悪化することがあるので、必ず溶かしてからたべること
寒天の作られかたについて
番組でも作られている現場を取材していました。
寒天って寒い時期につくられるんですね。
もう少し詳しく知りたかったので調べてみました。
諏訪地方は寒天製造に必要な条件がそろった地域で、天然の角寒天は12月10日前後から2月中旬までの短い期間に作られるそうです。
天然・手作りの角寒天、糸寒天。
粉寒天は工場で作られる
寒天は、100%海藻からできています。その原料は紅藻類で、おもにテングサやオゴノリなどが使われています。一般に角寒天(棒寒天)、はテングサとオゴノリを混ぜて作られることが多く、糸寒天(細寒天)はテングサから作られます。
また、寒天は製法によって大きく2種類に分けられます。ひとつは、角寒天や糸寒天などの天然寒天。
もうひとつは、粉寒天などの工業寒天です。
天然寒天は、原料である海藻類を煮溶かした液をこし、箱に入れて固めて作ります。それを角柱状や細切りにし、冬の外気で凍結させ、さらに低温解凍を繰り返して仕上げます。天然寒天はこの工程で水溶性の雑物が取り除かれていき、純度の高い寒天ができ上がります。
冬期の自然の気候を利用して生産するため、製品が気候に左右されやすく、品質に多少の差が出やすいですが、これも自然食品ゆえのことです。角寒天は昔からなじみがあり、家庭でもお菓子の材料として使われてきました。
一方、工場で作られる工業寒天は、季節や気候に左右されないので、一定の品質で一年を通して機械で生産され、粉状やフレーク状の寒天になります。
これらはヨーグルトやジャム、つくだ煮などの加工食品の安定剤として使われているほか、化粧品や芳香剤、医学研究用の材料などにも幅広く活用されています。
長野県寒天水産加工業協同組合HPより
まとめ
子供の頃は田舎では、ところてんを食べる習慣もありました。
寒天ってそれだけのものみたいに思っていましたが、なんとすごいものなんですね。
コメント