ザワークラウト(乳酸菌キャベツ)を何度が作っているのですが、今回が一番おいしくできたかなと♪
キャベツと塩+コショー、月桂樹の葉っぱで簡単なのですがなぜかいつも、いまいちだなーと思っていたのですが、今回グッドし仕上がりました。
きっといつもいい加減(テキトー)に作るからだと思います。
まじめな乳酸キャベツ(ザワークラウト)の作り方
今回はまじめにしっかり計量して作ってみました。
材料
千切りキャベツ(外側の葉をとって)
塩 キャベツの2%
コショー(ツブコショーがあったので)これはテキトー
月桂樹の葉っぱ(ローリエ)これもうちの植木鉢からちょん切ってきました。
作り方
(1)
容器の消毒
保存瓶やボウルは消毒することが大切みたいなので(雑菌がはいらないように)
アルコール消毒しました。(以前手作りの石鹸、化粧品など作っていた時に使っていて残っていたウオッカをつかいました。)
(2)
キャベツを千切りにしてボウルにいれて、塩をまぶして10分ぐらいおいておきます。
(3)
両手でもみます。しんなりしてきたら瓶につめます。
ローリエとツブコシューを混ぜて、いっぱいいっぱいに詰めるとのことでしたが、瓶いっぱいにはなりませんでした。
2週間ぐらい常温でおきました。
しんなり、酸っぱくなってきました。
瓶のふたを開けるとプシュって音がするってことでしたが、しませんでした。
が、しっかり醗酵していてとてもいい味になってきました。
ので、友人の持ち寄りお食事会の時に持参しました。
鶏のから揚げなどととてもよく合って好評でした。
お弁当にも入れてもっていきます。
乳酸キャベツ(ザワーウラウト)失敗の原因
実は60種類もの品種があるんですね。
スーパーで特によく見かける寒玉、春先に出回る春玉、夏に収穫される高原キャベツ、緑色のグリーンボールなどと普通に見かけるキャベツでもこれだけあるんですね。
それぞれ水分を含んでいる量が違っているので、出来上がりが違ってきます。
失敗の原因はいろいろかんがえられますが、水分量と塩の関係が一番ですね。
やわらかい葉の春玉やグリーンボールは、水分が多めなので水っぽく仕上がることがあります(塩をすこし多めにする)
水っぽいのは十分に発酵していないということです。
乳酸キャベツを作る場合、塩はキャベツの重さの2%くらいが目安です。
水分の多いキャベツの場合は発酵の失敗を避けるためには少し多めに入れること。
キャベツは丸のままさっと洗う程度でいいのですが、一枚、一枚、洗った場合は十分乾燥させて(水気をとって)から千切りしましょう。
千切りしてから水にさらすと栄養分が流れ出してしまうのと、キャベツが水っぽくなって失敗の原因になります。
またキャベツ自体に乳酸菌があるのでそのままで使った方がいいともいわれています。
私の失敗は、
ザワークラウトの作り方を失敗してしまったのは、待てなかったこと。
塩の加減がいい加減だったこと。
季節によって醗酵の時間が変わるということ。
キャベツの種類が変わっても違ってくるんですね。
乳酸キャベツ 保存の仕方
乳酸菌がキャベツの保存性を高めて、しかも保存食の代わりになるので、常備菜としても重宝しますね。
でも保存方法が悪いと、せっかく作った乳酸キャベツの美味しさがなくなってしまいます。
消毒した瓶とか、袋(ジップロックなど)で空気が入らないようにして、冷蔵庫で1カ月ほどが平均みたいです。
半年、一年ぐらい持つらしいですね。
味噌だってそうですが、醗酵食品は保存食なんですね。
1年もおいておくまでになくなってしまいますね、すごく多く一度に作ると食べきるまでに時間がかかるので、本当はまとめて作っておくといいのかなともおもいました。
本場のドイツなんかは日本との気候と違ってドライなので保存も長くいけるかもしれませんね。
環境によっても保存期間は変わって来るように思いますが、私自身そんなにながく置いたことがないので今のところ確実な長期保存期間の体験はありません。
一度やってみたいとは思っています。
乳酸菌キャベツ鍋レシピ
乳酸キャベツを使った料理はいろいろありますが、最近作った簡単な鍋料理をご紹介します。
いただいた餅があったので、鍋を作ってみました。
鍋に水+昆布茶をいれて
そこにザワークラウト(乳酸キャベツ)をいれて、
ステーキ用の豚肉を切っていれます。
餅はレンジで少しだけ柔らかくしてそれを鍋に加えます。
火を止めるまえに、トマトをくわえます。
簡単な鍋ですが、とてもヘルシーで美味しいと自画自賛。
キャベツは天然の胃腸薬といわれていますね
キャベツは天然の胃腸薬ともいわれていますね。抗ガン剤とまでいわれている優れもの野菜です。
キャベツの主成分はキャベジンですが、ビタミンC、ビタミンU、食物繊維やもほうふなんですね。発癌物質の活性化を抑制するペルオキシダーゼなどの成分もふくまれています。
醗酵食品が話題になっていますが、なぜいいのかは最近テレビなどでもよく話題になっていますし、解説されていますが、腸内環境を整えるということなんですね。
味噌や醤油や漬物やザワークラウトなどの発酵食品は、酵素の宝庫。
発酵・熟成をすることによって活性化した酵素が、生野菜を食べるよりも効率よく摂ることができます。
ザワークラウトに含まれる酵素は動物性たんぱく質の分解を促し、消化力を高めてくれます。
ドイツで食べたソーセージとザワークラウトがわすれられません。あの飴色で酸っぱいキャベツ。
肉類と一緒に食べるということは、美味しいということだけではなく、理にかなった食べ方ということなんですね。
まとめ
何度が作っているうちにだんだん上手になってきますが、飴色になるまでまてないので。
すぐに食べてしまいます。
いろいろ料理に使いやすいのですよね。
また新しいのを仕込みます。
ぜひ作ってみてくださいね。
とても簡単です。
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