母に痴呆、認知症がでてきたときから、歌でコミュニケーションを取るようにしました
施設に訪ねたときいつも二人で歌をいろいろ歌いましたが、その時々の歌をたのしみました。
母は自分でもいつもいっていまいたが、とても音痴でもうそれがおかしくて私達家族は笑ってしまうのです。
歌いながら母も笑うのです。(あまりの節のおかしさでしょうか?私たちが笑うから母も笑う?)
コミュニケーションといっても、ただ手をつないで、一緒に歌うそれだけです。
うれしいひなまつり
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり
(5人ばやしあたりから歌詞があやしくなって、きます。。。)
お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔
金のびょうぶに うつる灯(ひ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣
着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり
歌詞がいつも1番も2番も3番もゴチャゴチャになって、それでも変調なメロディーで歌う母はとても可愛かったな。
今このおひなまつりのうた(うれしいひなまつり)を口ずさむと、私のこどもの頃の思い出より年老いた母といた時が懐かしい。
あんまり意味も分からず歌っていた子供のころ。
歌詞をうろ覚えだった私は、丁度アイパッドを持ち初めたころでユーチューブをみながらうたっていました。
うれしいひなまつりの歌がながれていました。
今の子供たちがお大きくなったら、どんな歌を懐かしくおもいだすのかな?
おひなまつりのうたに続いて出てくるのは春の歌♪
介護施設ではやはり、お年寄りのために童謡がよく流れていましたね。
歌詞はともかく、ながれてくるメロディーでその記憶がよみがえるのですよね、きっと。
その他の童謡も一緒に歌いながら歌の持つ大切さを思いました。
まあこの記事をみてくださったかたで下記の歌のメロディが浮かんでくるかたは年代がわかりますよね~
母とよく歌った春のうた
春の小川—春の小川は さらさら行くよ。岸のすみれや れんげの花に~
春よ来い—あるきはじめた みいちゃんが、赤い鼻緒の じょじょはいて、おんもへ出たいと待っている~
ちょうちょう—ちょうちょ ちょうちょ 菜の葉にとまれ~
朧月夜 おぼろづきよ—菜の花ばたけに 入り日薄れ、見わたす山のは かすみふかし~
早春賦そうしゅんふ—春は名のみの♪ 風の寒さや~谷のうぐいす 歌は思えど~
どこかで春が—どこかで春が生まれてる♪どこかで芽の出る音がする~
緑のそよ風—みどりのそよ風 いい日だね♪ちょうちょもひらひら 豆のはな~
春が来た—春が来た 春が来た どこに来た♪山に来た 里に来た 野にも来た~
花— 春のうららの隅田川—春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が♪
さくらさくら—さくら♪ さくら♪ やよいの空は 見わたす限り~
春の小川—春の小川は さらさら行くよ♪岸のすみれや れんげの花に~ |
まとめ
私:私はだれでしょう?
母:うーん?だれだったかな?
私:○○子よ。
母:そうだと思った。
とても可愛い母でした。
「うれしいひなまつり♪」お雛まつりの歌を聞くと思い出します。
お母さんはお元気ですか?
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