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野菜高騰で学校給食にも影響がでているようですね.

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ドライ野菜の棚に野菜高騰だから、こちらもどうぞとのポップがありました。

キャベツの高いのにはびっくりしました。野菜の値段がたかくて学校給食ができないというニュースをきいてちょっとショックでした。なんだかとても短絡的に感じられたからです。教育の現場の結論の出し方があまりに安直に感じられたのですが…

この問題はいろいろな事情もあるようで、そう簡単なことでもないようですね。中止は撤回されたようですが…

予算とか、いろいろな問題がからんでいるとは思いますが、高いから出せませんではなく、地元食材も大切ですが、根本的なところで、もっと方法とかあるのではと思ってしまいました。家庭ではすこしでも食費を節約したり、料理を工夫している方たちも多いのではないでしょうか?

食べることの大切さ、食べ物に対する感謝とか、こういう機会に伝えていくことも大切ではないかと。流通にかんしても、環境に左右される農作物の取れる量とか、それがどうみんなに影響するのか。また、そういった状況で、小さな子供とでも話し合ったり、そんな機会でもあるのではと思ったのは私だけでしょうか?

 

飽食の時代になって、食べ物のありがたさとか、料理をしなくても食べられる環境が整いすぎて、自活する、料理をするということを知らないひとも増えているのではないかなと危惧しています。生きることの基本のところの食を見直す機会ではないでしょうか?

こうい時に共感できる内容で私自身も改めて考えさせられた本をご紹介します。

ひと月1万円!体に優しい 昭和のシンプル食生活

永山久夫著 CCC MEDIA HOUSE

安い・うまい・カンタン・栄養満点!

人気和食研究科が書かれた本なのですが、なんと1932年生まれの85歳。

元気で講演、執筆もこなして現役で活躍されている方です。

ずいぶんとご苦労な人生だったようですが、その中での体験を書かれてています。

「一食、一心、人生は食にあり」

人はみな、命をいただいて生きています。食材の命と製造にかかわった人たち、大量生産でも、安売りのものでも、多くの人がかかわって目の前に料理がある、心をこめて、感謝をしていただこう。

このような気持ちでたべれば、どんなものでも美味しく感じられもの。みんな、しみじみと美味なのです。

それに一食、一心は、体ににも財布にもいいのです。一食たりとも、むだにしません。心をこめていただく。食べきる、栄養のバランスも取れる。

(なんて、すごいですね。私も含めて、今どれだけの人がこういう気持ちで食事にむかっているでしょうか。忘れてしまっていることを思い出させてもらいました。)

◎安い、かんたん、うまい、が一番

まずは何を食べるかを考え…

料理は五感を使う・・・(ここは納得です)

レシピも121も載ってます。

シンプルにバランス良くです。

食材の効用いろいろ教えてくれますよ、

◎卵

レシチンが多くふくまれているので、欠陥の内側にこびりついたコレステロールを取り除き、血液の流れをサラサラにする作用があるので一日に一個は食べる。レシチンが十分に働くにはビタミンB12が必要で、それも黄身にたっぷり含まれているそうです。

◎納豆

うまみ成分のポリグルタミン酸で、ねばねばの正体。そしてナットウキナーゼという生きた酵素がふくまれていて、血管中に発生した血栓を溶かし、血流を促進。その効果は薬なみといわれているとか。

ナットウキナーゼは酵素なので熱に弱く、70度を境に効力をなくすので、調理法の注意が必要とか。(で私は早速本日納豆を買ってきました。)

◎甘酒…飲む点滴、甘酒

江戸の町では、冬はもちろん、夏を乗り切るための必須健康サプリメントだったそうです。一晩発酵させただけで出来上がるところから、「一夜(ひとよ)酒」とも呼ばれたノンアルコールドリンクです。甘酒は点滴などの成分、ブドウ糖やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどに近い成分だとか。

それに発酵食品ですから、麹酸や乳酸菌、酵素などが豊富に含まれています。それらの生菌効果によって、整腸作用のほか、免疫力の強化にも役立つとか。(これは絶対作りたいですね。)

◎その他・レシピなど

味噌汁についてとか、発酵食品の大切さとか、ニンニクについて、魚と肉などのとり方。

食べ方について―懐石料理のたべかたがいい、つまりご飯が一番あとというたべかた。(なるほどと合点しました。)

卵かけご飯♪

卵かけおかかご飯♪

さば丼♪

卵いり納豆かけ丼♪

高野豆腐料理

豆腐料理

おから料理

野菜料理

きのこ料理

海藻類料理

…etc.,

とてもシンプルでまねできそうです。

◎おひとりさまの強い味方、缶づめ万歳!

(という箇所があって私もやってるし。。。と微笑んでしまいました。)

魚の缶詰食べて、認知症予防!

人間の体は年をとると骨や関節、筋肉が衰えて動作が鈍くなり、必須アミノ酸のロイシンが必要となります。ロイシンは筋肉を作るたんぱく質の合成を促進し、いわし、さば、鮭、まぐろなどの魚に多く含まれているのだそうです。100グラムあたりのロイシンの含有量は、まぐろが2000mg、鮭1700mg、いわし1600mg、ツナ油浸には2156mg、ツナ水煮缶では2073mg。

さらに魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていて、アルツハイマー病にDHAが効くことが判明しました。特にマグロ、さば、いわし、鯛には豊富なDHAがふくまれています。生魚でこうですから、養分をぎゅっと瞬間的に凝縮した缶詰はDHAの宝庫です。― とのことで、ますます缶詰を利用したくなってしまいました。

以前書いた記事もどうぞ。

◎ご飯の炊き方で絶対してみたいと思ったのは、フライパンで炊きこみごはんを作るやりかた

フライパンを使った直火だきの炊きこみご飯ー早い、かんたん、うまい、便利、安い、そして健康にも良い!とずいぶんおすすめなので、ぜひ、ぜひ、ためしてみますね。

直径21cmのフライパンだそうです。

米は1合(炊飯用のカップ1杯)

1.水切り

米は大き目のコーヒーカップなどに入れ、水を注ぎ、指先で優しくもみ洗いします。乱暴にしないこと。ご飯がまずくなる。洗ったら(正式には研ぐという)水切りをして、そのまま10分ほど置きます。

2.フライパンにいれます

水切りした米、材料(肉や魚、野菜、キノコなど)を全部フライパンに入れ、水加減は米の上、5ミリから1センチ。

3.調味料

醤油、酒、砂糖(ほんの少量)は、最初から入れて味を決めておく。レシピによっては香辛料、カレー粉なども使う。

4.炊飯

フライパンにすべて入れたら、蓋をしてガスコンロにかけて、最初は強火にする。煮立ったら、弱火にして、12-3分ほどそのまま、なるべく途中で蓋をとらない。火を止める前にふたをとり、中を点検。水分がご飯に吸収され、ほとんどなくなっていれば炊きあがりなので火をとめます。

5.蒸らし

蓋をしてそのまま5-6分蒸らしてから、ヘラでさっと天地返しをして水分を飛ばし、味見をし、味が薄ければ醤油などで調整し、ご飯を中央に小山にまとめ、さらに2-3分おいて完成…(想像しただけで美味しそう♪)

まとめ

ほんとうに見習うことがいっぱいでした

腸にいい和食をベースにした食生活をする…発酵食品を食べる。

節約はいいけど、安かろう、悪かろうはさける。

健康で長生きしたければ腹八分目の小食を守るべし。

ご飯を最後に食べる「懐石料理式ダイエット」のすすめ。

結局何を食べるかで人の健康は決まるんだと思います。

”くよくよしないで明るく生きる”。

シンプルに、楽しくがモットーの私の参考書になりそうです。

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