「6月7日、NHKガッテンでの特集」
緊急報告!日本人の体に異変?骨・筋肉のパワーがよみがえるSP
でした。
日差しが強くなって、紫外線を気にするあまりにビタミンDの欠乏が現代人には多くなってきたとか。
ビタミンDが不足するとどういうことになるのでしょうか?
ビタミンDの体をつくる働きとはなんでしょうか?
ビタミンDとは、その働きなど
身体の機能を維持する働きを持つ栄養素であるということ。
ビタミンDの主な働きは、ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を手伝って骨を丈夫にしたり、遺伝子の働きを調節したりしています。
◎カルシウムとリンの吸収促進
◎骨の形成と成長促進
◎遺伝子の働きを調節(免疫向上・糖尿病予防・発ガンの抑制)
免疫細胞の機能を調整するなど、身体のさまざまな機能を維持するための伝達機能、ビタミンDの免疫力アップ効果やガンや糖尿病、自閉症などに有効かもしれないという報告もされるようになってきています。
ビタミンDが不足によってでてくるのは下記のような症状です
◎クル病(小児)
◎骨軟化症、骨粗しょう症(成人)
そのほかに、研究されている、ビタミンD不足の症状として下記のようなものがあります。
◎糖尿病
◎動脈硬化
◎免疫力低下
◎自閉症
◎うつ
◎花粉症
まだまだ研究段階とはいえ、栄養素がいかに大切かということを感じますね。
そしてガッテンが注目しているのは、骨、に対するビタミンDの働きです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収をうながし、骨の合成を促進して骨が溶けるのを防いだりなど、とても大切な役割を果たしています。
ということは、ビタミンD欠乏状態が長く続くと、血液中のカルシウム濃度や骨密度が下ってしまうなど、骨粗しょう症のリスクが上がることが分かっています。
血中のビタミンD(血清25(OH)D )濃度は筋力低下や転倒と関連があるともいわれています。
自分たちもですが、周りの高齢者さんにも気を付けてあげたいですね。
ビタミンDの種類
一般的にビタミンDといわれていますが、ビタミンDにも種類があります。
6種類のビタミンDがあるということがわかっています。
D2~D7ですが、D1は発見されましたが不純物であったということでいまはD1は存在していません。
D2とD3の2つのビタミンDが人にとって需要といわれています。(この二つは同じ働きともいわれています)
日光を浴びてビタミンDを増やす
日本人に異変!?というのはここなんですね。
つまり、ビタミンDが以前にくらべて減ってきている人が多いとのこと。
ビタミンDの減少の人が増えている!?なぜ
ビタミンDをつくってくれるのが紫外線です。
紫外線の中のUV-B(280~315nm)と呼ばれる光がつくってくれます
UV-Bは、日焼けの原因になる光です。そしてUV-Bのうち、295nmでいちばんたくさんビタミンD3がつくられるのですが、1985年頃、「オゾンホール」の問題がクローズアップされたことで、紫外線を避ける意識が生またことで人々が紫外線を避けるようになったことが原因といわれています。
諸説がありますが現代は美肌、美白というのが人気ですよね、そういった流行も原因しているようです。
日に焼けたくない、UVカットの化粧品、洋服、帽子などなどいっぱい出回っていますよね。
あまりにも紫外線を恐れすぎてしまって、外にでるのも怖いなど、シャットアウトしすぎるとビタミンDが不足してくる原因でもあるので骨のためにもバランスを考えた生活が大切ですね。
※血液中のビタミンD濃度の測定は、特定の疾患の疑いがある場合にのみ、医師の判断で行われます。
※ビタミンDが足りているかどうかは、普段極端に日光を避けていないか、過度の紫外線対策をしていないか、ビタミンDを含む食品を十分に食べているか、などが判断の目安となります。NHKガッテンHPより
季節と緯度とビタミンD
紫外線は季節によって届く量が違ってくるんですね。
その結果、季節によって体内でつくられるビタミンD量も違います。
北半球の緯度の高い地域では、冬季にはオゾン層で紫外線が吸収されてしまうため届く紫外線の量が少なくなります。
そのため、冬に夏と同じ時間だけ日光を浴びても、皮ふでつくられるビタミンD3が同じとはいかないということです。
夏は短め、冬は長め。
ビタミンDのふくまれている食べ物は?
厚生労働省が設定する目標量【1日5.5μg】
ビタミンD多く含まれている食品
魚類、キノコ類に多く含まれています。
[魚類]
さんま
あじ
さば
鮭
アンコウの肝には100gあたり110μgものビタミンDがふくまれています。
さば水煮缶 1缶(固形物120g)11.0μg (440 IU)
[きのこ類]
シイタケ
えのきだけ
エリンギ
マイタケは1パックおよそ75gで5.5μg
干しシイタケは100gで12.7μg
キクラゲには100gあたり440μg
キノコの乾燥をよくつかいます。
↓
日光にあたるのが怖い!という人は食べ物でおぎなうのがいいようですね。
鯖缶料理が楽でいいですね。
まとめ
わたしの周りでもありますが、あまりにも紫外線をさけすぎて、色白なんだけど、ちょっと病弱な人。
その人は帽子に日傘、手も、紫外線カットの防御をしながら、信号を待つ間も絶対日陰を探して待つ。
とても透き通ったきれいな肌です。
反対にその娘は太陽の下を自転車を乗り回してあっちこち活動して元気ハツラツ。
健康をとるか、美をとるか!?
結局はバランスの問題だと思います。
ビタミンDが大切ということですね。