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ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室~キャスリーン・フリン著~を読んだ?

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料理は苦手?作らなきゃいけないと思うと恐怖!?

まあまあそういわず、読んでみて!

料理教室に通ったことあります?

料理に関する本で面白いですね。

料理を面倒でなく、楽しく、簡単にするにはどうすれば?というお悩み解決派

こちらはお悩み解決の本ですが、深い!

 

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冷蔵庫の中身が変われば生き方が変わる!?

 

 

『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』

キャスリーン・フリン:著、

村井理子:訳

きこ書房

 

この本は、まったくもって料理の本なのだけれど、料理が苦手、そしてその苦手によって自分にも自信が持てずにいる女性たちのおはなし。

料理ができるようになったことで人生が変わる!体験がリアルに興味深くおもしろかった。

教室の前準備に各自のキッチンを訪ねた著者は、ある共通点に気づく。冷蔵庫がぱんぱんなのだ。

「無駄な食材に溢れた冷蔵庫が、料理を知ることで変わる。それを読んで『日本でも必要とされる本だ』と確信しました。教室の女性たちと同じく、買った食べ物を腐らせて捨てる罪悪感は誰しも覚えがあるし、改善できるならしたいと思うはず。私も、この本を読んでから月々の4人家族の食費が3、4万は減りました」

アマゾン より

 

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「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」はどうして始まった?

著者のキャスリーン・フリンは37歳でフランスの名門料理学校「コルドン・ブルー」を卒業。

30代半ばで、彼女は世界屈指の料理学校を卒業するのが自分の夢だと気が付いた遅咲きの人だといいます。

そして、卒業の時、代表でのスピーチが素敵です。

調理の免許をとったからといって、しばられる必要はない。

好きなことをすればいい。

あなたの人生を決めるのは情熱と創造力ですと。

可能性に対しては常にオープンで。

そして型にはまってレストランやキッチンという仕事にかぎらなくてもいいのでは?

と、

そして、料理への情熱を抱いた理由を卒業生にといかけます。

とにかく、なんだってやりましょう!

(ここを読んだとき、イギリス留学を終えたあとの自分がダブりました。なんだってやろう。英語を教えるとか、翻訳、通訳とかの英語だけにかかわる仕事にこだわることなくやりたい仕事をさがしました。)

 

人生は短いのです。

その卒業式の前に、ご主人のお父さんを急になくしたばかりなので人生のあっけなさを身に染みて感じてた時期でもあったようです。

 

その後1週間ほど、彼女と夫が食に癒されてフランスですごし、アメリカに帰ってきます。

フランスでは結構、体重を落としていたのに、アメリカに帰って数週間で体重が増えてしまいます。

 

それは、アメリカの食生活にあると気づくのです。

 

そして、スーパーマーケットをのぞきます。

買い物客のカートの中をのぞけばそこに情報がある!

そしてあるスーパーマーケットの食品売り場でみかけた、子供連れのお母さんの買い物にびっくり!

その母親は、加工食品や冷凍食品など次々とカートにつみあげていきます。

 

そんな買い物の状況を見ていられず、尾行していたのですがつい、声をかけてしまいます。

そして、たまらず、ちょっとアドバイス。

おせっかいに思われてきっと聞いてはもらえないだろうと思っていると、なんと話を聞いてくれて、感謝までされたのです。

まるのままの鶏をかって、さばいてつかうと絶対経済的、安い。

さばき方も簡単。

同じお金で野菜も買える。

 

そして考える、でも話していくなかで、なぜ彼女は料理の話になると自信をなくして、イラついてしまうのか。

時間に追われているのだから、加工食品などで料理の時間を省くことが一番の方法という。

料理もやり方もわからないからインスタントで済ます。

本当にそうなのだろうか?

 

そこから始まったのだ。

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」は。

 

キャスリーンは偶然、テレビでアメリカの肥満の原因は家で料理をしなくなったことという「ジェイミー・オリバー」の放送をみたことも彼女にこのプロジェクトをやろうという気にさせたきっかけでもあった。

 

「もし僕が何かできるとして、何かひとつをかえることができるとしたら、それは、料理は全然むずかしくないってみんにに気付かせるよにすることだ。」とジェイミー・オリバー

 

ジェイミー・オリバーについての情報はこちらにも

↓  ↓  ↓

人気の男性料理研究家のランキング、レシピなど
今年はNHK「きょうの料理60周年」ということで、人気講師(料理研究家)が登場しているんだとか。 昭和32年の放送開始以来、家庭の食卓が豊かなになるレシピの数々を放送されてきたということです。 長寿番組だったんですね。 私はとても参考にさせ...

 

とてもこういう展開がドラマティックにかたられていて、引き込まれていきます。

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フィクションではなく本当の記録:10人の料理苦手の女性が変わっていったドラマよりドラマチック

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」がはじまりました。

「裕福な精神科医からフードスタンプ(公的食費補助)に頼る人、失業者と、社会的立場もそれぞれでアメリカの格差が垣間見えます。

苦手意識の原因も、母親との関係性だったり夫の心無い一言だったりと色々。多様なメンバーだから読者が自分に似た人を見つけやすいんです。

私のお気に入りは、反応が可愛らしいサブラと、60を過ぎても料理のことで涙ぐんでしまうトリッシュ。

つい応援したくなります。

実際の教室の動画がYouTubeに残っていて、みんな本に出てくるまんまのキャラクターなんですよ」amazon より

 

ほんとうに、包丁のもちかたから教わること、そんなスタートの教室の風景が目にうかぶようでした。

 

ズッキーニから切っていきます。

千切り、角切り。

そして彼女たちは包丁の使いかたになれるとともに、少しずつ料理の苦手意識が薄れていきます。

Bitly

 

日本でも全く料理のできない女性がふえているとか。

料理教室も、チョー初心者のためのものもあると聞きます。

 

オリーブオイル、チーズ、塩、調味料など、などのテイスティングで目覚めていく過程も興味深かったですね。

ただ、教えてもらっただけではなく、自分たちの舌で味わって感覚をおぼえていく。

 

料理の仕方を知らなかったというだけで、常にレトルト食品や缶詰を食べることになってしまっていた彼女たちは、基本的な料理の仕方を教わったことで生活も体形もまるで変っていったのです。

 

一番は、自信がついたこと。

料理で自信!?と思われるかもしれませんが、なんでもそうです。

できないと思い込んでいたことができるようになることは、自信になっていくのです。

シンプルに食べることについて考えるようになったり、ラベルを読む習慣がみにつけば、もうこっちのものよ。

ー内容から抜粋ー

 

その夜、私は古いことわざをおもいだしていた。

魚を一匹与えれば、1日食つなぐことはできる。
魚の取り方を教えてやれば、一生くいっぱぐれることはない。

魚を捕まえること自体は問題ではないのだから、魚をシンプルに料理する方法
を教えることは、このことわざ通りになるのだと気づいた。

ー内容から抜粋ー

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Bitly

 

 

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」こねないパン

「こねないパン」の作りかたが教室の中ででてきましたが、日本でもとても人気ですね。

 

 

まったくこねずに作るパンです。

作り方・レシピをまとめてみました。

【材料】

材料はしっかり計量することが大切です。

直径…20cmの鍋ひとつ分

強力粉…300g

ドライイースト…小さじ1

砂糖…小さじ2

塩…小さじ1/2

水…200ml

 

 

【作り方】

(1)

ボウルにすべての材料を入れ、木ベラ等でざっくり混ぜる。

はかりの上にボウルを置き、どんどん材料を入れていきます。

なんとなくひとまとまりになればOK

2-3分まぜます。

(2)

室温で2時間ほど発酵させます。

生地が2倍程度にふくらむまでラップをかけて置いておきます。

冷蔵庫で一晩寝かせてもOK.

(3)

ふくらんだ生地を引っ張って伸ばし、丸くまとめます。

ボウルから生地を出し、手に引っ付かないように、打ち粉をして、生地を引っ張って真ん中に集めるようにして丸くします。

(4)

鉄製鍋やケーキ型に入れ、室温で30分~1時間ほど発酵させます。

また型に入れない場合は、丸くアンパンのように一つ一つで形をつくるのもありです。

オーブン対応の鍋などにクッキングペーパーを敷いて生地を入れ、再び寝かせます。

(5)

200度のオーブンで焼きます。

 

余談ですが、わたの姪の一人は全く料理ができません。どうしても苦手意識があるようです。
そんな彼女の一番の趣味はパン作りです。
こねるパン、こねて、寝かせてふっくら膨らむパンの種をみているのが幸せなんだそうです。

こだわって、ハンバーガーのバンズも作っています。

(^^♪

 

 

まとめ

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」はアメリカ社会の抱えている問題とよその話のようにおもいますが、やはり日本にもこの波はきてますね。

 

そして、私も教わったこと。

ほんの少し買い、たくさん作り、捨てないしあわせをかんじてみよう。

 

無駄な買い物をしない。

食料品を無駄にしない。

 

ちゃんと、食品の内容(ラベル)を読む。

全部が全部、あまりにもきちきちとやっていくと息がつまりそうです。

そこは、自分なりのルールでやっていけばいいのではとおもいます。

料理は難しくない♪

 

料理ができないなんて誰が言ったの?
なにからなにまで手作りしなければダメだなんて、嘘っぱちだよ。
たべるものすべてがオーガニックで、地元で栽培され、グラスフェド無きゃダメなんてこともないんだから。

 

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」はとても、とても、おもしろく、教えられることの多い本でした。

おすすめです。

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